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バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ

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バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を第1作とした映画シリーズ。

第1作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』から合計3作が製作されたことから、バック・トゥ・ザ・フューチャー・トリロジーとも呼ばれ、映画の三部作の代表例にあげられることがある。

ここでは、派生作品であるアニメ作品やゲーム作品についても取り扱う。

Horloge retour vers le futur.jpg

時計台

作品 編集

映画 編集

小説 編集

1のみ50ページほど厚く、映画版にないエピソードが多い。

ゲームブック 編集

選択肢によっては、映画本編とは違うストーリー展開となり、バッドエンドも幾つか存在する。

アニメ 編集

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。映画第3作の続編。1991年から1992年にかけてCBSテレビアニメ版が、2シーズン(全26話)放送された。パート3以降の設定でマーティ、ドク、クララ、ドクとクララの息子ジュールとベルヌ、マーティの恋人ジェニファー、そして犬のアインシュタインがデロリアンと蒸気機関車のタイムマシンに乗って活躍する。

物語の導入部とラストには、クリストファー・ロイド演じる実写のドクが登場する。導入部では主に話の舞台となる場所や時代の解説、ラストでは子供が家庭でもできる簡単な科学実験コーナー、そして導入部から続くオチが展開される内容となっており、視聴者である子供が科学や歴史に興味を持つような工夫がなされている。

マーティとドクの声はそれぞれ別人が担当しているが、クララとビフの声は、映画版と同様にそれぞれメアリー・スティーンバージェンとトーマス・F・ウィルソンが担当している。

ゲーム 編集

バック・トゥ・ザ・フューチャー
映画第1作を原作としたゲーム。1986年にMSXPC8800用をポニーから発売
Back to the Future
1989年に海外メーカーのLJNよりNESで発売(日本未発売)。一応映画をベースとした設定ではあるが脚色が多く、ゲーム内容はほとんど映画とは関連性がなくなっている。
Back to the Future Part II & III
1990年に続編として2と3のタイトルを合わせて海外メーカーのLJNよりNESで発売(日本未発売)。設定は前作よりは幾分映画に沿ったものとなっているが、依然として脚色が多くゲーム内容自体はほとんど映画とは関連性がない。
Back to the Future Part III
1991年にGENESIS(海外版メガドライブ)にて海外のみ発売。
スーパー・バック・トゥ・ザ・フューチャー2
1993年に東芝EMIよりスーパーファミコンで発売(海外版は未発売)。タイトル通りに映画の第2作をベースとした、オーソドックスな面クリア型のアクションゲーム。キャラクターは全て2~3頭身にコミカルにデザインされており、可愛らしい姿のマーティがホバーボードに乗り、敵やボスであるビフを倒して進んでいく。何故かキャラクターがカメラ目線。
タイトルの頭に「スーパー」とがあるのは、当時の日本国内のスーパーファミコン用のソフトに多く見られたタイトルの慣例に習ったものと思われる。名前に”2”とあるのはキングコング2コナミ)と同様に元の題材が『2』なためであり、スーパーファミコンでは国内外を含めて同タイトルのゲームで『1』は存在しない。

パチスロ 編集

『バック・トゥ・ザ・フューチャーα』。映画シリーズをモチーフとしたパチスロ。2007年に「バック・トゥ・ザ・フューチャーα」という名称でタイヨーのパチスロが稼動していた。デフォルメされたキャラをはじめ、声優もテレビ吹き替え版やDVD版の吹き替えとはまったく異なる。

アトラクション 編集

詳細はバック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドを参照

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションとして登場。

登場人物 編集

詳細はバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの登場人物を参照

タイムトラベルの経路 編集

映画で描かれているタイムトラベルは以下の通りである。

出発
時間
目的
時間
搭乗者過去の変更点備考
1985年
10月26日
午前1時20分
1985年
10月26日
午前1時21分
アインシュタイン(エメット・ブラウンの飼い犬)(未来への旅のため)変更無しデロリアンの初のタイムトラベル。
1985年
10月26日
午前1時35分
1955年
11月5日
午前6時00分
マーティ・マクフライTWIN PINES MALL(二本松商店街)→LONE PINE MALL(一本松商店街) マーティ・マクフライの家族の性格の変化 ビフ・タネンとジョージの力関係が逆転 ドクの死亡の回避マーティは逃げるためにデロリアンを運転していただけで過去へ行くつもりはなかった。
1955年
11月12日
午後10時04分
1985年
10月26日
午前1時24分
マーティ・マクフライ(未来への旅のため)変更無しドクの協力で現在へ帰還する。電気を取り込めるように改造。当初、ドクは目的時を午前1時35分(マーティが1985年を出発した時間)にセットしていたが、10分あればドクに自分が撃たれる事を知らせられると考えたマーティが、11分前の午前1時24分にセットし直している。
1985年
10月26日
未明
2015年
日時不明
エメット・ブラウン(未来への旅のため)変更無しデロリアンが21世紀の技術で改造される(飛行能力の追加と次元転移装置のエネルギー源の変更)。DVDのコメンタリーによると、ドクが来たこの時代はマーティ家の不幸から数日後であり、マーティJrが逮捕された件を調べていたとき、マーティの未来(車で事故を起こし…)を図らずも知ることとなる。
2015年
日時不明
1985年
10月26日
午前
エメット・ブラウン変更無し
1985年
10月26日
午前
2015年
10月21日
午後4時
エメット・ブラウン&マーティ・マクフライ&ジェニファー・パーカー(未来への旅なのだが ドクが事件後の未来を知るため)変更有り マーティJrの逮捕(マーティ家の不幸の原因)の回避 ジェニファーが過去の自分に出会う  ビフ・タネンがデロリアンのタイムスリップを目撃ビフがデロリアンの秘密を知る。
2015年
10月21日
午後
1955年
11月12日
午前6時
ビフ・タネン過去のビフにスポーツ年鑑を渡す(その結果として、ジョージは死亡、ドクは精神病院行きとなる)
1955年
11月12日
午後6時38分
2015年
10月21日
午後
ビフ・タネン(未来への旅のため)変更無しビフの歩む人生が1955年以降大幅に変化し、2015年以前にロレインによって殺害されたため、老ビフは未来に戻ってきたあと苦しみながら消えるような演出が残されている。(DVD特典に収録)
2015年
10月21日
午後7時28分
1985年
10月26日
午後9時00分
エメット・ブラウン&マーティ・マクフライ&ジェニファー・パーカー(この世界の未来を知ってはいないため)変更無し
1985年
10月27日
午前2時42分
1955年
11月12日
午前6時00分
エメット・ブラウン&マーティ・マクフライビフの手からスポーツ年鑑を奪取
1955年
11月12日
午後9時44分
1885年
1月1日
午前0時00分
エメット・ブラウンマーティ宛ての手紙を残す クララ・クレイトンを助け、クレイトン峡谷の名はショナシュ峡谷のままとなる
1885年
9月1日
1955年
11月13日
  ドクの手により炭鉱で70年程眠っていた。部品の一部を1955年の物(真空管など)に換装
1955年
11月16日
午前10時??分
1885年
9月2日
午前8時00分
マーティ・マクフライドクの死亡回避 クリント・イーストウッドがビューフォード・タネンを懲らしめた功績を讃え、市議会議員はこれを峡谷の名とする事を決める。イーストウッド峡谷の名が残る車輪を軌道式に改造
1885年
9月7日
午前9時00分
1985年
10月27日
午前11時00分
マーティ・マクフライ(未来への旅のため)変更無しデロリアンはこの後ディーゼル機関車に破壊され、その旅を終える。
過去の変更点について
未来へのタイムトラベルが直接の原因となって歴史が改変される事はない。しかしタイムトラベルを行った者自身が密接に関わる事柄についての未来を知った場合、自身の意思によってその後の運命を変える事は可能である。一方で、過去へのタイムスリップは些細な事故で意図せず歴史が改変されてしまう事も多く、時には明確な目的のもとに歴史改変を試みる場合もある。PART1に見られるように、タイムトラベルを行った者自らの出生理由などに関わるときは、その存在が消滅してしまう危険性もある。
ここでは、(未来へ戻るなどして)一通り事が終わってからのことを記載しているため、1955年にマーティが滞在中に消えそうになり、その歴史を修正したことなどは記載していない。
また過去に来た時点では歴史の変化を認識する事は出来ず、未来の事象を記録・反映したもの(写真や新聞記事など)を見なければ、自身の行いが未来にどう影響したのかを確かめる事は出来ない。

バック・トゥ・ザフューチャーにおける時間移動

時代の変化編集

上記の過去の変更とは別に、その時代に対するジェネレーションギャップや時代の移り変わりの速さも見ることができる。

シリーズを通しての共通の舞台となるヒルバレーの時計台などはその典型的な例と言え、デロリアンとともに旅の象徴とも言える存在である。

シリーズ内でよくみかけるシーン 編集

パート1・2・3に登場するそっくりさん
物語は1885~2015年の計130年にわたりヒルバレーという一地域でタイムトラベルを繰り返している。先祖代々ヒルバレーに住んでいる住民もおり、先祖と子孫である、という設定で多くのキャストが一人二人~複数役で登場している[1]。特にマクフライ一族とタネン一族の男はそれぞれ一人の役者が演じている(マーティの父親のジョージを除く)。
乗り物に轢かれそうになるマーティ
パート1の1955年とパート2の2015年では自動車。パート2の1985年A(時空の歪みが生んだもう一つの1985年)ではバイク。パート3の1885年では馬車。
時代ごとのヒルバレー紹介
初めてヒルバレーに訪れたとき、映像が全体にパンしてマーティ視点で町紹介がある。
マーティが気絶して、しばらくベッドで横になった後で母(未改変の1985年にいる母と思い込んでいる)に起こされる
パート1では結婚前の若き日の母、パート2ではビフと結婚し、豊胸手術を受けた厚化粧の母、パート3では母によく似た先祖(玄祖母)。いずれも、起きる直前までは母の声と勘違いしているが、母(または母似の別人)の言葉を聞いて飛び起き、本人を見て驚愕する。パート1では「あなたは1955年に戻ったのよ」「1955年だって!?」、パート2では「私の27階なら安心よ」「27階だって!?」、パート3では「このマクフライ農場なら安全だから」「マクフライ農場だって!?」。
カフェで「マクフライ!!」と怒鳴り出すタネン一族
1ではジョージに対してビフが(自分の事かと思って間違えてマーティも振り返る)、2ではマーティに対して老人ビフが(マーティJr.と勘違いして)、3ではビュフォードがマーティに対して(シェイマスと勘違いして)。
マーティの奇襲
マーティがビフ一族に対して「あっちを見ろ!」等他の方角に注意を促して攻撃をしかける。1では55年のビフに対して。2では2015年のグリフ、富豪になった1985年のビフ、1955年でビフの部下など。3ではビュフォードに対しフリスビー・パイの皿(フリスビーの原型)を投げ銃の軌道を変えることに成功。ただし、グリフは相手の攻撃を察知する装置を腕につけていた為、マーティーのパンチを防ぐことができたが、直後に金的を思いっきり蹴り飛ばされている。
マーティとドクの掛け合い
危機的状況に対して、ドクが「Great Scott!(なんたることだ)」と言うのに対して、マーティが「It's Heavy(ヘビーだ)」と返すのが、3作を通して定例化している。ただし、パート3では双方の台詞が逆転している。
妙なファッション
パート1では1985年の服装(ダウンベスト)を救命胴衣と勘違いされ「沿岸警備隊員です」とマーティが答える。パート2では目立たない服にしろと言われているにも関わらず、見るからに怪しい服装(黒の革ジャン、帽子、サングラス)をし、パート3では当時のものとは異なる1955年の派手な西部ファッションを着せられ、「サーカスが来たとは知らなかった」と笑われる。
序盤でのタネンからの逃走劇
カフェあるいは酒場の前の通りにて、タネンを怒らせたマーティが各時代の乗り物をスケートボードの代用品にして逃走を計り、同様に各時代の乗り物でこれを追うタネン一族という一幕。1では子供が乗っていたキックボードから舵取り部分を外して使用し、2では子供が乗っていたホバーボードからやはり取っ手を取り外して使用した。1、2では最終的にはタネンが自滅する。しかしパート3ではスケートボードに代わる物がなかった為、あっさりと投げ縄で捕まってしまい、しまいには時計台に吊るされてしまう。
タネン一族と「Jones」家の肥料
1ではビフと3人の子分達が愛車に乗ってマーティを追い詰めるが、逃げ切ったマーティに目を奪われ、すぐ前に止まっていた「D. Jones」の肥料運搬トラックに追突し、肥料まみれとなる。2ではスポーツ年鑑を取り戻したマーティをビフが愛車で追いかけるが、上空から現れたデロリアンに目を奪われ、すぐ前を走っていた「D. Jones」のトラックに再び追突し、肥料まみれとなる。3ではビュフォードが決闘でマーティのパンチを喰らい、肥料が積まれた「A. Jones」の荷車に倒れ込む。肥料まみれになるたびに、「オレはこいつが大嫌いなんだ」と言う。
ストリックランド一族とタネン一族の関係
1、2の1955年では教師と生徒、1885年では荒くれ者と保安官と言う立場の違いで、ストリックランドが終始威圧的にタネンに接する。3の未収録映像ではストリックランドが射殺されるシーンが存在する(その為、最後の逮捕現場にいない)。
未来の変化を予め撮った写真の変化によって表現
1ではマーティの兄弟が写っている写真、2では本来マーティJrが逮捕された時の新聞の写真と85年のジョージとブラウンの新聞記事、3では55年で撮ったドクの墓の写真。
挑発に乗るマーティ
2以降はマーティの短所として重要な要素となる。特に「腰抜け(Chicken/Yellow/Coward)」という言葉には敏感。
タネン一族の子分は必ず3人
パート1に登場する55年の3人は、パート2のビフによって改変された85年にも年をとって登場。2のみ女性が一人居る。
マーティがどの時代のカフェでも、注文した飲み物を飲む事はない
パート1は、ルーのカフェのブラックコーヒー。パート2は、カフェ80'sのペプシ・パーフェクト。パート3は、パレス・サルーンのウイスキー
日本贔屓?
1では冒頭のトヨタ販売店のCM及び日本企業の製品が多数登場、およびマーティが同社の4Runnerを絶賛、2ではマーティの上司が日系で名前は「フジツウ・イトウ」、3では日本の製品は最高と賞賛。
各時代特有の事象・物品を利用したタイムスリップ
タイムマシンの故障や燃料切れなどを補うために、その時代では調達できない物資の代替物としてこれらを利用する(パート2は例外)。1では時計台への落雷、2では未来の技術でミスターフュージョンを使用(生ゴミが燃料)、3では機関車での後押しによる加速でのミスターフュージョンによるタイムスリップ。
模型での作戦会議
タイムマシンが壊れたため、1,3ともにマーティとドクが模型を使ってタイムスリップの作戦を練る。また、ドクは模型の出来について詫びるが、マーティが「よく出来てるよ」とフォローするのもお決まりとなっている。2は故障の描写がないため模型は作らないが、ドクが黒板を使い、歪んでしまった時間の流れについて説明するシーンがある。
防弾チョッキ
1ではリビアの過激派にマシンガンで撃たれたドクが、2では改変された1985年のビフが風呂場で観ていた西部劇のシーンで、3ではビュフォードとの決闘の際にマーティがこっそり仕込んでいた。
いつもギリギリ
1では発信合図がなる直前にスターターの調子が狂い、2ではビフに追い詰められるまでドクが助けに来ない、3ではドクが目覚めるのがギリギリの時間。3の際にマーティが楽屋落ちらしく「何でいつもギリギリなんだ!!」と言う。
倒れるドクと、ドクを起こそうと呼びかけるマーティ
1ではリビアの過激派にマシンガンで撃たれ、2では1955年のドクが未来に返したと思ったマーティが現れ気絶、3ではウィスキーをたった1杯飲んだだけで倒れる。いずれも目が覚めるときには傍らにマーティがいる。パート2のみ、ドクが気絶状態から起きるシーンはないが、代わりにパート3はそのシーンが2回登場する。
ラストシーンで違う時代からのドクが登場
1では未来から帰ってきたドク、2では過去からのドクの手紙、3では新造した機関車型タイムマシンで新しい家族と共に現れる。

PART4制作の噂編集

PART3公開時のパンフレットによると、きっぱりとNOと答え、「マーティたち主人公にはもうプライベートの時間を与えてもいいんじゃないかな。」とロバート・ゼメキスがコメントしている。

「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ最新作」を制作するとの情報が、DVD&ビデオビジョン2006年2月号20ページに掲載された[2]。前3作でクリストファー・ロイドが演じたエメット・ブラウン博士(ドク)をマイケル・J・フォックスが演じ、マーティー役は別に俳優を起用する、とされていたが、その後続編の制作自体が公式に否定された。なおマイケル・J・フォックスはPART3撮影時の'90年初頭にパーキンソン病を発症、その後は俳優活動を抑えており、復帰できるか定かではない。

その他編集

  • 2007年に放送されたマイクロソフトのCMにBTTFを捩ったものがあり、クリストファー・ロイドが再びドク役をつとめていた。また、おなじみのパターンや、映画版と少し異なるデロリアンが登場している。

パロディーなど編集

脚注 編集

  1. ジョージ・ジェニファーなど諸事情で役者が交代したとしても、設定上は同じ顔の別人という事になる。
  2. 「闘病生活を送っているマイケル・J・フォックスが出世作の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ最新作で久々にスクリーン復帰。今回の役どころは主人公のマーティーではなく、かつてクリストファー・ロイドが演じたドク・ブラウン博士。マーティー役には俳優を起用する考えだ。」

外部リンク 編集

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